HOLZ三河/三河材流通加工事業協同組合 HOLZ三河
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各施設のご紹介
■木材市場
@ 市場土場
原木選別機、グラップルを導入し、広い面積の土場を確保することで、検尺の効率化・ロットの大型化を行っています。このことにより、原木市場業務を低コスト化でき、手数料などを低減し、素材生産の活性化を図ることができるのです。面積は21,208uあります。
A 選別機
ア 用途
丸太の長さ、径級、曲がりを自動計測し、最大32種に分類します。
イ 処理量
3m材で10本/分、4m材で8本/分程度で、1時間当たり400〜500本程度の選別能力があります。
B 機械保管庫
ア 用途
土場で使用するフォークリフト(6台)、グラップルクレーン(3台)の保管庫。
イ 構造
木造平屋建
ウ 面積
204u(61.8坪) 【木材使用量約15m3(スギ)】



選別機
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■製材施設
概要
柱、桁などの構造材および羽目板加工ラインを活用したピーリング(薄板内装材)、フローリング材などの高付加価値製品をメインに、その他一般製品の製材を行います。工務店や製品市場、プレカット事業部へと出荷します。

剥皮施設




製材A棟




製材B棟




乾燥施設




仕上げ工場
@ 剥皮施設(原木の皮剥ぎ)
ア 構造
鉄骨造(面積191u) 【木材使用量約2.9m3(スギ)】
イ 特徴
リングバーカー(回転刃により並材を剥皮)とカットバーカー(原木を回転させ、長尺・特殊材を剥皮)と樹皮の粉砕機をライン組みした施設です。粉砕した樹皮は、地域の畜産業者へ販売しています。
A 製材A棟
ア 構造
鉄骨造・一部木造平屋建(面積518u) 【木材使用量約24m3(スギ、土台のみヒノキ)】
イ 製品
梁、桁、通し柱などの長材やマツ・広葉樹などの特殊材の製品。
ウ 規格
油圧式自動送材車付き帯鋸盤
エ 特徴
特殊材や役物の製材に適した送材車ラインで、長さ12m・直径1mまでの材を挽くことができます。目視による自由な木取り設定で、それぞれの木に合った製材を行っています。
B 製材B棟(並材から規格品の柱・梁・桁・板類を製材)
ア 構造
木造平屋建(面積881u) 【木材使用量約77m3(スギ、土台のみヒノキ)】
イ 製品
3m、4mの柱、土台、板類などを並材から規格品として生産します。
ウ 規格
・ノーマンツインバンドソー(コンピュータによる木取、切削)
・ツインオートテーブル(自動的に一定の幅の板を製材)
エ 特徴
回転の径が1.3mという大型のロボットツインバンドソー、ツインオートテーブル等をメインにライン組みをしており、一般の柱角、板材を効率よく生産する自動化を図っています。原木をロボットツインバンドソーへ投入するとコンピュータによって自動的に歩留まりの高い木取りがされ、柱等の一次切削を行います。板類を製材する場合は、ツインオートテーブルへ自動的に材が運ばれ、あらかじめ設定した幅に製材します。
C 乾燥施設
ア 用途
ボイラーで発生した蒸気を加熱管に送り、乾燥室温度を上昇させ、湿度調整しながら乾燥させる。(目標含水率D=20%又はD=15%)
イ 規模
蒸気式6基
熱源重油ボイラ、補助に木屑ボイラ
温度範囲60℃〜130℃
ウ 処理量
最大収容量約30m3/基、6基で月約400m3、最大9.5m(通常8m)
エ 機能
プレカット事業部では常温乾燥機2基と高温乾燥機を1基、製材事業部では常温乾燥機を3基担当しています。
D 仕上げ工場(乾燥前の準備処理、柱・板の最終加工)
ア 構造
木造平屋建(面積999u) 【木材使用量約58m3(スギ、土台のみヒノキ)】
イ 製品
柱や土台等の最終整形、板類などの製品(内装材・床材)化
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■プレカット施設
概要
国産材住宅の建築職人の減少や、住宅の性能保証に対応した精度及び品質管理の問題等、地場の小規模工務店では対応がきわめて困難な面から、以下の項目を目標とし、施設の整備を行います。

@ 原木市場・製材工場一体となり、流通輸送コストのない低コストの材料を調達し、住宅部材のコストダウンと工期短縮を図ります。
A 最新のプレカット機械を導入することで、精度及び品質の数値的管理が可能となり品確法に対応した部材を生産します。
B CADシステムを充実し地域の工務店の営業を支援します。地域工務店からの注文に応じ、原木市場・製材工場からコストの低い部材を提供することにより、一体となって地域に合った住宅を推進します。

以上の目的から、三河材流通加工センターでのプレカットラインは、横加工機・縦加工機を合理的に配置した横架材加工ライン、柱材加工ライン、羽柄材加工ラインを中心として、パネルカット機、火打ち加工機、曲がり梁加工機、モルダーなどを含むフルセットのラインとなっており、住宅部材の全てを1つの工場から生産できます。これにより、現場で発生する建築廃材を最小限に抑えることができます。
また、プレカットラインを制御するだけでなく、伏せ図、部材リスト、木拾い表などの作成と出力が可能な最新のCAD/CAMシステムを導入しており、横架材では最大8mまでの長材を投入できるため、加工歩留まりを高くすることができています。





横架材加工ライン




柱加工ライン




羽柄材加工ライン
@ プレカット工場建物
ア 構造
木造平屋建(面積1,753u) 【木材使用量132m3(スギ、土台のみヒノキ)】
イ 特徴
三河スギ材を利用した大断面集成材を採用しています。
A 横架材加工ライン(梁・桁の加工)
横架材の仕口、継ぎ手加工をコンピュータ制御で自動加工するラインです。1時間あたり12坪の加工能力があり、長さは8mまで加工が可能です。
B 柱加工ライン(柱・土台の加工)
柱材の仕口、ほぞ加工、貫穴、シャクリ加工をコンピュータ制御で自動加工するラインです。最大18cm角、長さ8mまでの加工が可能です。
C 曲がり梁加工機(曲がり梁・登り梁・斜め梁加工)
曲がり梁の仕口加工、ほぞ穴加工等のパターンデータを利用して自動で加工できる機械です。5軸のヘッドを有しており、登り梁や合掌部材などの加工や通常の仕口の加工が可能で、長さは9mまでの加工が可能です。
D 羽柄材加工ライン(その他の部材の加工)
CAD/CAMシステムにより各種部材(間柱、垂木、筋違など構造材以外)を、内蔵されている丸鋸軸により、自動で加工する機械です。
E パネルカット機(野地板や床などの合板の加工)
木造住宅の野地板や床パネル材を任意の角度で切り抜いたりと、多工程加工を高精密かつ効率よく加工する機械です。
F その他
束ほぞ取機
 束材の両木口のほぞ加工をおこなう機械です。
火打ち加工機
 土台火打ち・アングル穴付火打ちの加工をする機械です。
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■防虫防腐加工施設
概要
コンクリートや鋼材に占められていた造園、土木資材の分野では防虫防腐加工した木材の需要が高まっているが、地域にこうした施設が無く県外の工場に加工を委託している現状がある上、今後、この方面の需要は大きく拡大すると予想されます。そこで地域の需要に対応し、かつ新たな需要開発を行うことを目的として施設を整備しました。地域にこのような施設を整備することで低毒性薬剤を使用した住宅部材、土木・緑化用資材などの需要に応えていきます。
@ 防虫防腐建物
ア 構造
木造平屋建(面積504u) 【木材使用量約46m3(スギ)】
イ 特徴
スギの大断面集成材を使用しています。
A 防虫防腐機械装置
ア 概要
釜の下部に防虫防腐処理を施す材を入れ、釜上部に保管している薬液を下部に移動し、圧力(15kg/cm3)をかけて注入浸透させます。
イ 能力
約5m3/回を1日で2回転おこないます。又、注入後に薬液が垂れるのを防止するため、天然乾燥期間を1週間程度必要とします。
ウ 薬剤
銅を主成分としたタナリスCY(鞄本木材保存協会認定)を使用しており、ヒ素、クロム、ホウ素など有害な金属を含まず、一般廃棄物として焼却処分が可能です。注入処理剤は、無処理材と比べて約3倍の耐久性があり、無処理剤と同様に塗装・接着などの加工も可能です。





防虫防腐機械装置
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■管理棟
会議室、円形のホールを備えた管理棟は、三河材をふんだんに使用したあたたかみのある建物で、木のぬくもりを満喫できます。
@ オフィス
ガラス張りで天井が高く開放感のあるオフィスです。
A 円形ホール
三河材をふんだんに使用したあたたかみにあふれる円形の多目的ホールです。
B 会議室
木のぬくもりと太陽の明るい日差しに包まれた会議室です。
C 談話用ホール
正面玄関を入ってすぐに設置された会議室と休憩室をかねた談話スペースです。
D ロビー
三河材をふんだんに使い大型ペアガラスで採光にも十分配慮したロビーです。
ここにも談話スペースが設置してあります。



円形ホール
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