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国際森林環境フォーラム2004開催のお知らせ
国際森林環境フォーラム2004の概要が決定しました。みなさん、ぜひご参加ください。
◎国際森林環境会議2004(今回は森林の持つ経済的な側面に光を当てます。)
2月20日(金)新城文化会館小ホール 新城市下川1−1(定員400名) 無料。
午後1時開場  午後1時30分開演  午後4時45分終了予定
@基調報告
・ロジャー・ハエター教授(カナダ  サイモン・フレザー大学 地理学部長)
「カナダ太平洋岸における"環境"林業の発展と問題点――日本とカナダの比較展望を交えて――」
・アーボ・ペルトネン教授(フィンランド ジョアンスー大学 教授)
「日本の森林地帯におけるグリーンツーリズム発展の可能性について」
・梶山恵司氏(株式会社富士通総研主任研究員)
「経済同友会の21世紀グリーンプランについて」
Aパネルディスカッション:テーマ:「21世紀の森林をデザインする」
◇コーディネータ:藤田佳久氏(愛知大学文学部教授 理学博士)
◇パネリスト:・ロジャー・ハエター教授・アーボ・ペルトネン教授・梶山恵司氏・山縣睦子氏(MORI MORIネットワーク代表)・小林文彦氏(愛知県森林組合連合会 会長)
◎穂の国みんなの発表会
2日目は、「穂の国森の発表会」と題して、東三河の自然をもう一度見直してもらおうと、地域のみなさんから「穂の国の森」における活動発表をしていただきます。また、竹下

景子さんの朗読や、子どもたちの合唱、ホルン演奏などを聴きながら、穂の国の素晴らしさについて再発見していきます。
2月21日(土)新城文化会館大ホール(定員1300名)
午後1時開場  午後1時30分開演  午後4時終了  無料。 【司会】多田木亮佑(タレント)
@竹下景子さんの語り  朗読「木を植えた男」
A穂の国森の発表会(コメンテーター:竹下景子・神野吾郎)
・ホルン演奏:鳳来町立鳳来東小学校
活動発表:豊橋市立つつじが丘小学校・・豊根村立豊根小学校・JA豊橋 青年部会・イシグログループ・三谷漁業協同組合
Bみんなで合唱 新城市立舟着小学校
【主催】穂の国森林祭2005実行委員会・【共催】中日新聞社・【後援予定】環境省・経済産業省・林野庁・国土交通省・愛知県・(社)国土緑化推進機構・【連携協力】(財)2005年日本国際博覧会協会
お申し込みは、穂の国森林祭2005実行委員会 事務局まで
FAX:0536-26-1909
 Eメール・Finfo@shinrin.net URL:
http://www.shinrin.net
※この国際森林環境フォーラム2004は、自然豊かな愛知県東三河地方が一体となって、穂の国の「森・川・海」を考えることにより、「愛・地球博(2005年日本国際博覧会)」のテーマである「自然の叡智」及びサブテーマの「循環型社会」に通ずる環境保全の重要性を理解し合うことを目的に、愛・地球博地域連携プロジェクト事業(愛知県補助事業)のひとつとして開催するものです。(穂の国森林祭・ホームページより)

2003年を振り返って

納め市も終えいよいよ2003年が終わろうとしています。この一年間の原木の動きから振り返ると、春先に大きく相場が下がった一昨年と違い、比較的相場も緩やかに変動した1年だったように思います。ただし、その一昨年の相場の下落が影響したのか、全国的に素材生産量が減少したことに加え、過剰在庫に懲りた業界が必要なものだけを生産し、原木の手当てもそれに応じて行うという、受注生産型(マーケットイン)のスタイルに近づき、それに連れて相場の変動も変化したように感じています。そのため、スギもヒノキも並材の相場は12月になっても大きく下げる気配は無く、部分的にはなお強含みで推移しています。
この動きは、大きな変化の前ぶれで大変注目すべきものです。これから木材(特に国産材)が市場のニーズにすばやく対応できる商品に変わるために、素材生産、原木流通、木材加工すべての段階で求められる変化に対して、市場原理が働き業界全体が持続可能な経営体に生まれ変わることができるとしたら、まさに理想的な構造改革といえるのではないでしょうか。(藤田)