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参照 林野庁HPより

木材ってどのくらい使われているの?

少し前になりますが、インターネット等で話題になった「世界がもし100人の村だったら」の木材版ともいえる資料が林野庁のHPに掲載されていましたのでご紹介します。

日本で一年間に利用される木材を100本の丸太にたとえると、どうなるでしょう。

 日本の森林から19本、残りの81本は外国から輸入しており、実に8割が外国のもの
 です。
 その内訳は、米国から16本、カナダから15本、東南アジアから13本、オーストラリアから
 8本、ロシアから7本、ヨーロッパから3本などとなっています。


 紙の原料などに42本、住宅の建築や家具などで54本使われています。
 紙の原料などで使われるもののうち、日本の森林で生産されたものは5本、残りの37本は
 外国から輸入しています。


 住宅の建築や家具などに使われるもののうち国産のものは13本、外国産のものは41本です。
 もっと簡単に言うと、日本で利用されている木材の半分は紙の材料として、残りの半分は
 住宅などの材料として使われています。紙の材料となる木材は、ほとんど外国から輸入して
 います。住宅などの材料となる木材も。7割は外国から輸入しています。

では森林はどうなっているのでしょう?
 
1990年の世界の森林面積を100u(10m×10m)にたとえると、2000年には98uに
 減っています。この
10年間で.5m四方(毎年およそ50cm四方)の森林がなくなった
 ことになります。
 これは主にアフリカと南米の森林が減っているためで、逆にヨーロッパでは新規の植林
 などにより森林は増えています。
日本の森林はどうでしょう?
 
1990年の日本の森林を100u(10m×10m)の土地と100本の樹木にたとえると、面積は
 
2000年も変わらず100uです。
 一方、
1990年は人工林に50本天然林に50本あった樹木は毎年、人工林で2本、天然林で
 
.4本づつ増え、2000年には、人工林71本、天然林54本、合計125本に増えています。
 主に人工林から毎年1本ずつ使っていますが、それでもどんどん森林は育っています。

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