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HOLZ三河ニュース
No.0055
現在、最新のHOLZ三河ニュースです。
左側にバックナンバー一覧が掲載されている場合はバックナンバーを読む事ができます。
  森の“聞き書き甲子園”
林野庁と文部科学省では、「森の”聞き書き甲子園”」を開催しています。これは、全国から100人の「森の名手・名人」を選出し、これらの名人に100人の高校生がインタビューするというものです。造林・育林、樵・そま師、かんじきづくり、炭焼き、山菜とりなど、森を生活の舞台にしてきた人々から、森の技、知恵、文化などを学び取ろうという意図で始めたものです。
 いま、このような森の技術や知恵、文化を伝えられる森の名手・名人の多くは60歳以上であり、その技を継承していくのは、ぎりぎりの時期。まさに、受け継がれるもの、失われるものの、攻めぎあいのときといえます。
 この時期に高校生たちがふだんほとんど触れることもない、森の名人・名手から話を聞き、それをレポートにしてまとめる試みは、伝統の継承という観点から非常に意義深いものだと思います。
愛知県では、東栄町の伐採名人青山百之さんや、小原村の枝打ち名人の池野保次さんなどに地元の高校生が取材しています。(藤田)
 
  ■第3回穂の国森林祭2005実行委員会総会開催のお知らせ
日 時:平成15年6月24日(火)15:00〜17:00
場 所:豊橋商工会議所 401号室
定時総会 (15:00〜15:50)
1.平成14年度事業報告並びに収支決算報告
2.平成15年度事業計画(案)並びに収支予算(案)
3.その他
記念講演(16:00〜16:50)
講 師:平野秀樹氏(林野庁森林整備部研究普及課長)
演 題:「森の“聞き書き甲子園”−『もりのくににっぽん』運動について−」
講師プロフィール:昭和26年 兵庫県生まれ。九州大学林学科卒業後林野庁入庁。平成3年「森林都市構想」を起草。現在、林野庁森林整備部研究普及課長。「もりのくににっぽん」運動を推進している。著書に「森林理想郷を求めて」(中公新書)、「森林と文明「講座:文明と環境」第9巻」(朝倉書店)などがある。
※ 記念講演は一般の聴講も可能ですのでぜひご参加ください。
 
  豊川流域循環菜園の野菜たち
木質系資源活用協力会をつくり、田原エコセンターにバークを納入するようになって、早くも半年が経過しました。1月16日の第45号で、その堆肥を利用して、苺や玉葱を育てている記事を掲載しましたが、その後きゅうりやトマト、ピーマンにズッキーニなど種類も増えて最近少しずつ収穫が始まっています。農業経験のまったく無い私には、何も無いところから毎日「野菜」を作り出す植物に大変神秘的なものを感じ、その力に驚きを禁じ得ません。限りある化石資源を浪費せず、環境に付加の少ない植物の力(もちろん木材も含めて)を活用することが大切だということを日々実感しています。
(藤田)
 
  ■第3回「森を訪ねるツアー(設楽町)」募集のご案内 (森林祭事務局より)
設楽町の自然にふれよう!
第3回「森を訪ねるツアー」は設楽町の『JAこんにゃく村』を訪ね、さまざまな体験を行います。
今年の夏休みの思い出にご家族で参加してみませんか?
■実施日 平成15年7月26日(土)小雨決行
豊橋駅前8時30分発→18時00分着
■集合場所 豊橋鉄道貸切バス営業センター 8時10分集合
(豊橋駅前レストラン光冨久様)
植田車庫前発/8:00→心道教前/8:45→東名豊川/9:00でも乗車可能
■参加者 お一人様5,500円(小人は1,000円引)
※往復の交通費・昼食代・各種体験・旅行傷害保険代含む
■募集人数 42名(最小催行人員20名)
■行程 豊橋駅前 → JAこんにゃく村 → 豊橋駅前
■体験 「こんにゃく作り」「ニジマスつかみどり」「木工体験」
■昼食 バーベキュー&流しこんにゃくそば
■ご注意 各種体験ができる服装でご参加ください。(川遊びもあります。)
各自エプロン(こんにゃく作りのため)、お飲み物はご持参ください。
■協力 設楽町観光協会
JA愛知東こんにゃく村 0536−62−1865
設楽町森林組合 0536−62−0112
■旅行主催 豊橋鉄道株式会社(愛知県知事登録旅行業第2−291号)〒441−8604 豊橋市南松山町153番地
旅行業取扱主任者 横山 隆
http://www.shinrin.net/tour.html
 
 
‡ イチイ (一位)‡
岐阜県の中北部、飛騨山地にあって、日本海と太平洋側の分水界をなしている山に位山(くらいやま)というのがあります。昔この山に産するイチイ(イチイ科)の木から笏を作ったので、朝廷から一位の名前を賜ったとの言い伝えがあります。別名のある木はたくさんありますがこのイチイの木も驚くほど別名がありました。どのような名前かというとアララギ、オンコ、アカギ、スオウ、ミネズオウ、アブラギ、ヤマビャクダン、キャラボクなどです。それぞれ由来はあるようですが、例をあげてみますとスオウ、ミネズオウと呼ばれるのはイチイは心材が赤く、これを赤色染料とするので、赤色染料用樹木として著名なスオウ(蘇枋)にこれを擬したものです。アブラギの名は材に脂気を含むため等です。木の形態、分布は北海道から九州の山地に生える常緑針葉高木です。雌雄異株で雌株は秋になると種子のまわりをゼリー状の仮種皮が赤く熟して美しい。この赤い仮種皮は甘くて食べられますが、種子は葉とともに有毒なので気をつけてください。イチイの材は紅褐色、緻密で光沢があり、弾性が強く芳香もある。そのため笏、彫刻器具、仏像などに用いられ碁盤としても優れています。また、アイヌ語でイチイは「弓になる木」という意味もあるそうです。アイヌはイチイで仕掛けの太い弓を作ったが、この弓はいくら雨や雪にさらされても狂わないといいます。高山にある飛騨の里では、一刀彫りをはじめ、飛騨の匠の手になるイチイ細工の妙技が見られるようです。でかけてみてはいかがでしょうか。(日浦佳子)
 
 
 
  第63回市況
6月12日木曜日、HOLZ三河第63回市を、約80名の買方のご参加、約1,250m3 の出品で開催いたしました。
6月に入り、予想通り出品量が大幅に減少しました。HOLZ三河では昨年同時期と比較すると3割ほど取扱量が増加しているのですが、全般的な品薄状態は春先から続きすでにヒノキは無い高の状況を示しています。今回市でもスギは需要が一服しているようですが、ヒノキは全般に強含みで今後一段と相場が上昇するような気配を伺わせます。
入梅を迎え、次回市では出品量が一段と減少することは避けられそうもありません。HOLZ三河では特売の対応も積極的に行っておりますので、緊急でご入用の材がございましたら何なりとご相談ください。
次回は6月26日の開催です。原木の需要は引き続き旺盛ですので、梅雨時期ではありますが多くのご出品をお待ち申し上げます。
 
 
ヒノキの良材に高値が続出しました。(4M 36cm 175,000円)
 
  ■第3回「森を訪ねるツアー(設楽町)」募集のご案内 (森林祭事務局より)
設楽町の自然にふれよう!
第3回「森を訪ねるツアー」は設楽町の『JA